こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。
今日のテーマは「二胡試奏」
二胡という中国の楽器を知っていますか?
実は義理の母が二胡を習っていて自宅にお邪魔した時に触らせて頂いたので今回はそのことについて書いていきます。
大抵楽器の名前に数字がついている時はその楽器は弦楽器で、数字は弦の数なことが多いです。三線(サンシン)や三味線は弦が三本だからですし、シタールも現在では7~20本弦が張られていますが元々は3本だったので3弦を意味する「セタール」が変化したものです。二胡の場合はその名の通り弦が2本。
音はこんな感じ。どこかで聞いたことがあるアジア的な音色です。バイオリンに近いですが
倍音成分の違いでしょうか?アジアの香りがします。
上の動画でもわかると思いますが二胡は六角柱を横にしたような胴に竿がついていてそこに2本の鉄弦が張られています。その弦を馬の尾の毛が張られた弓で弾きます。なので構造や原理としてはバイオリンに近い印象があります。
早速弾かせてもらいましたが個人的な感想としては弦が2本だけなので理解はしやすいです。ただ、この手の弦楽器はギターのようにここが「ド」とか、ここが「レ」とかは書いてくれてないので正しい音がどこにあるのかが耳で聞くことになります。ギターに比べて聴音の精度が上達の速度に比例する印象を持ちました。
ギターの場合も別にどこが「ド」とか「レ」とか書いてあるわけではありませんがどこを押さえれば「ド」が鳴るかは教本にも書いてありますし見てわかりやすいです。
二胡の場合もある程度はわかるのでしょうが1~2mm押さえる場所が違うだけで音程が4分の1音くらいずれるので指先の感覚と耳の感覚を研ぎ澄ませて練習に臨む必要があります。
ギターは誰でもある程度練習れば弾けるようになりますが、二胡は聴音に自信がないと結構大変なんじゃないかと思いました。バイオリンなどはかなり小さな年齢からはじめますが音階の場所を身体と耳に叩き込みます。ギターは場所さえ押さえれば音程自体は合うのでなんとかなりますが、この二胡もバイオリンと同じく音階の場所を身体と耳に叩き込むように学習すべき楽器なのかも知れません。
シンプルが故に奥深い楽器二胡の話でした。
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